2014年12月17日水曜日

家庭集会の大切さ

きのう私は以前関わっていた家庭集会に出席するために、仕事を少し早めに切り上げて遠方へ日帰りで行きました。その家庭集会は一人の姉妹が家庭を解放して、隔週の火曜、夜8時から仕事帰りの女性たちのために開いてきたものでした。26年間続けてきましたが、姉妹の引っ越しが決まり、最後の家庭集会となったので、私も駆け付けたのです。一時期は姉妹が仕事等で疲れてしまって、しばらく休みたいという時は、私のうちを解放して集会を続けてきました。その家庭集会には佐山宣教師、賀川宣教師も証しをしてくださったことがありました。
昨日はこれまでの「思い出」を一人5分で分かち合い、また祈り合いました。その中である姉妹は、小さな家庭集会という場で、自分の知らない外国の地で労されている宣教師の証しを身近に聞けたこと、垣根なく交われたこと、こんなことと思うようなことも質問できたことがとても良かった、遠いことのように思っていた「世界宣教」が身近に感じられるようになった、と 話してくださいました。また他の姉妹は、もし毎週の礼拝だけだったら、ここまで自分の信仰は成長できなかったと思う。共に祈っていくことの素晴らしさを教えられた、と話していました。
家庭集会は、通り一遍の差し障りのない会話や、模範解答をする必要はなく、裃(かみしも)を脱いでリラックスできる場であり、深い交わりができる場であります。今はこちらの奉仕が忙しいですが、また家庭集会を開きたいな、いや、開いていかなければ・・・!と思わされて帰ってきました。(人身事故で電車がストップするアクシデントがあり、新幹線を使って何とか帰り着きましたが・・・)
宣教師の宣教報告も、ぜひ皆さんの小さな家庭集会にお招きください。 一人、二人でも肩を寄せ合って、一生懸命聞いてくださり、祈ってくださるなら、どこへでもお伺いさせていただきたい、と思っているのが宣教師です。ぜひぜひ帰国中の宣教師をお招きください。そしてぜひ身近に世界宣教を感じていただければと思っています。(KT)

2014年12月9日火曜日

後継者が必要です

今年も残りあと22日となりました。カレンダーをめくると一か月があっという間に過ぎてしまい、年月の経つのが年々早くに感じるようになります。
今年もアンテオケ宣教会の働きも守られ、各地でご奉仕されている宣教師たちも大きな事故や病気などからも守られ、働きが前進できました。お祈り、お支えを感謝いたします。
韓国の三輪先生、カナダ・トロントの村井先生共々、後継者を願っていらっしゃいます。ぜひとも興味、関心がある方は事務局へご一報ください。
ウィーンの高木先生が来年3月末を持って現地を退任され日本へ帰国いたします。その後継者として現在準備していらっしゃる先生は、アンテオケのホームページで高木師の後継者の必要を知り、コンタクトを取って来られました。ホームページが用いられたことは感謝でした。現在は情報は家にいながらネットで検索できる時代。どなたが閲覧しているかこちらはわからないわけですが、神様が志を与え、韓国へ、トロントへと導いてくださる方々が起こされるように祈っております。
「世界宣教」というと大きなことに思えてしまうかもしれませんが、すでに海外は身近になりました。ぜひ来年もインドシナ半島への視察旅行を計画していますので、まずははじめの一歩から踏み出してみませんか?お気軽に事務局へお問い合わせください。(KT)

2014年11月19日水曜日

ヨーロッパの日本語教会

 私の旧来の友人牧師夫妻がヨーロッパにある日本語教会の牧会者として招かれ、30数年自分たちで0から開拓し、育ててきた教会を離れる決断をした、という話をご本人から伺った。先日、ご夫妻とお会いして、そのいきさつや今後のことについてお話を伺った。私にとっては一つの驚きであり、また喜びでもあった。
 最近、ヨーロッパにある日本語教会の牧会者が引退したり、これから帰国する、というニュースをひんぱんに耳にしている。ヨーロッパの主要都市にある日本語教会の牧会者が減りつつある現状に、「主よ、収穫は多いが働き人が少ないのです」と祈らされていた矢先のうれしい知らせであった。
 私たち夫婦も今から10年以上前に数年間ヨーロッパにある日本語教会で牧会をさせていただいた。現地に腰を据えて生活しておられる方々、駐在員とその家族、そして音楽等の研鑽のために渡ってきた留学生たちが、主を礼拝し、たがいに支え合う群での生活の恵みを経験させていただいた。そして、その中で新たに主の救いに導かれ、洗礼を受ける方々も次々と与えられた。たとえ少人数でも、そこに主を礼拝する群れが存在することの意味を教えられた。
 現実的に考えると、それぞれの日本語教会が自分たちがフルサポートで牧会者を招くことは至難のわざであり、どうしても日本の教会から祈られ、支援を受ける必要が大きい。
 先述の牧師夫妻も年金と現地教会からの部分的サポートで何とかやっていけそうだということだったが、経済的なことは別としても、日本の教会がその働きを覚え、祈りによって支えていくことが大切だね、今まで牧会してきた教会が先生方を宣教師として送り出すことが大事だね、と確認し合ったことだった。
 私の知っている限りで、ヨーロッパの4つほどの日本語教会が牧会者を新たに必要としている。働き人が起こされるように祈り続けたい。情報が必要ならば、アンテオケ宣教会事務局へ連絡していただきたい。(gaki)
 

2014年11月12日水曜日

宣教師リトリート

先週、2泊3日で御殿場・東山荘で宣教師リトリートが行われました。
今回は4回目のリトリートを企画運営しましたが、初めて2泊3日にしました。これまでは経済的な理由から1泊2日、そしていつも帰る時には、「次は2泊で」と声がありましたが、なかなか実現できませんでしたが、今回は早々と決断し、参加する宣教師たちにも予定を入れないようにお願いし、最大の参加者となりました。
久しぶりに会った子供さんたちが大きくなっていてビックリ!そして子供プログラムも理事長の教会の先生方のご協力をいただき、充実したものでした。そして今回初めて元OMFの宣教師、牧野伊豆先生に来ていただき、宣教師の精神衛生と心のケアということでレクチャーしていただきました。
女子会も盛り上がり(?)2部、3部と少々寝不足になりながらも、話に花が咲きました。
一軒の貸切ロッチなのですが、それぞれの家族はそれぞれの部屋と空間と玄関と仕切り、そしてもちろんバス・トイレがありましたので、プライバシーも守られ、とても良かったです。独身や単身で来ていた女性たちは、合部屋ではありますが、それも話に花が咲きました。
みなさんが宣教の仲間であり、更に知り合い、更に祈り合い、更に励まし合い、離れていても、働きは違っていても、同じゴールに向かっている同労者であることを覚え、それぞれの地へと散らされていきました。やっぱり「同じ釜の飯を食う」っていいことですね!(KT)

2014年9月25日木曜日

ナイトdeライトのLIVE

行ってきました!ナイトdeライトのLIVE in 吉祥寺に。おばさんの私にはLIVEハウスは不釣合いなのですが、とにかく人、人、人で大人気でした。(しかも老若男女、ちょっと安心しました)今回で3回目のLIVEでしたが、ますますメンバーのみなさんがミュージシャンとしても素晴らしく、神様のご栄光が現されているステージでした。いろいろな方法で神様を証し、魂へ届くメッセージを歌とトークで語ってくださいました。私が感動したのは、メンバー同士が愛し合っていること、思いやっていることが溢れ出ていて、笑いを取りながらも、決してけなし合わない、微笑ましい場面の連続でした。ナイライも音楽を通して福音を伝えている。あちらでもこちらでも、いろいろな方法で神様を証ししている方々が今も世界中にいるということ。たゆむことなくみ言葉を届けていきたいものです。(K.T)

JOMA通信

JOMA(海外宣教連絡協力会)の会報誌、JOMA通信NO.73が発行されました。その会報誌に、以前このブログでもお伝えしました「カイロスコース」の実施レポート、受講生の感想が載っております。松崎主事は着実にヘッドファシリテーターとして訓練を積んでいますし、S姉と私もファシリテーターのトレーニングも受けましたので、何とか関東で第二回、三回・・・と実施できるようにと願っています。
世界50か国以上の様々な教会ですでに実施されてきた「カイロス」。ぜひJOMA通信を手に取ってお読みいただき、カイロスコースの実施の実現のためにお祈りいただければと思います。(K.T)

2014年9月10日水曜日

ミッション・トリップが祝されました!

お祈りありがとうございました!インドネシアのミッション・トリップが祝され、皆さん一人も事故やケガ、病気もなく大変恵まれて帰ってきました!また皆さんの証しがこちらに届きましたら、少しづつシェアーさせていただきます。 私自身も3か月のミッション・プログラムを経て、宣教師となりました。そして周りの宣教師たちも同じプログラムを経験したことによって、フルタイムに献身した方々が何人もいます。今思い出しても、あの時のあの若さだったからこそ、様々な苦労を苦労とも思わずに乗り越えて行けたのだと思います。神様の時がありました。そしてその招きに応答したからこその今があります。ですから、今回のトリップに参加された方々がどのように神様に取り扱われ、それを今後の糧にされたのか聞くのが楽しみです。百聞は一見に如かず。様々な異文化体験、経験が後の宣教の力となると思います。 以前、長女の勤めていた中学校で、主任の英語教諭(男性・独身)が夏休み明けの授業で、生徒たちに夏の出来事を一通り聞いた後に、「私のうちには60インチの大きなTVがあります。そのTVは私を世界中に連れて行ってくれます。日本にいながら世界旅行ができるのです。私は世界旅行をしてきました。」と英語で話していてとっても驚いたと言っていました。しかも中学生にです。画面では味わえない体験、経験をたくさんして欲しいと思います。次回は3月19日~25日にインドシナ・学びの旅を開催いたします。詳細は事務局にお問い合わせください。お待ちしております!(K.T)

『日本プロテスタント海外宣教史』を読みました

 中村敏先生は、新潟聖書学院の院長をされていますが、教会史が専門の先生です。これまでに『世界宣教の歴史:エルサレムから地の果てまで』、『日本キリスト教宣教史』、『日本における福音派の歴史』 など、教会の歩みに関する多くの著書があります。以前、アンテオケ宣教会の理事も務めてくださったこともある先生です。前にこのブログで紹介もしたのですが、3年近く前に先生が著された『日本プロテスタント海外宣教史―乗松雅休から現在まで』(新教出版社)を最近になってやっと読み通すことができました。明治時代から現代まで、日本の教会が海外への宣教にどのように関わってきたかを一望することができました。もちろん、アンテオケ宣教会の活動についても記されています。一読して、明治から昭和にかけて国家主義、植民地主義が強くなっている中で、教会がそれに迎合する姿勢を取りつつ、海外での宣教に携わっていったという事実がはっきりと浮かび上ってきました。時代の要請に屈せず、主のみことばに忠実に宣教活動を進めることは決して生易しいことではありません。今私たちが進めている宣教のわざを後世の歴史家がどのように評価するか分かりませんが、とにかくどんなことがあっても、主のみことばに固く立って進むことの重要性を覚えさせられました。(gaki)

2014年8月6日水曜日

いよいよミッション・トリップ



いよいよミッション・トリップが来週11日から19日まで近づいてきました。インドネシア・西カリマンタン島で、宣教地に立ち、宣教を祈る旅です。参加者 は定員10名に対して11名。引率してくださる大田先生ご夫妻を含めて、男性4名と女性9名です。沿岸部視察コースと奥地チャレンジコースがあり、奥地 チャレンジコースは大田伯子先生引率で全て女性7名。バイクで5時間ほど走るコースがあり、腰が守られるようにお祈りお願いします、というリクエストも届 いています。HPトップでもお祈りのお願いをしておりますが、現地ではデング熱が大流行しているとのことです。アフリカではエボラ出血熱の感染が拡大して いる中、見えない細菌との戦いです。どうぞこのトリップの参加者皆さんが、病気、事故などから守られて、すばらしい恵みの旅となりますよう、また将来の導 きを祈っていらっしゃる方々には、明確な主の答えを得る旅となりますようにお祈りをお願いします!!(K.T

2014年7月29日火曜日

ラマダン祈祷ブック


ラマダンが終わり、世界のムスリムの方々のための祈りのガイドブックに沿ってお祈りしてきて、今回とこれまでと私自身が一番変わったと思いました。
これまでも関心がなかったわけではないし、2年前から同じガイドブックをもらってお祈りしていましたが、やはり今年は私がカイロスコースを学んだからでしょう、まったくもって違う視点、心でお祈りしてきました。
信仰も、神様と自分の関係性が大切なように、自分自身の霊的な成長、自分自身の目が開かれれば、祈りも変わる、ということを改めて実感しました。
「百聞は一見に如かず」
次回開講の時は、ぜひぜひ多くの方々に受けていただきたいカイロスコースです!受けてみたい、と思う方々が多くなれば、次の開講も早まるかもしれません。ぜひともカイロスを通して神様の世界規模の視点での宣教を知ってほしいと思います。
そしてこの祈祷ブックがとても素晴らしいのです!(YWAMで翻訳しています)来年はぜひもっと多くの日本の方々と心を合わせてムスリムの方々の祝福をお祈りしていきたいと思います。(今回は発行部数3500冊)

現代は飛行機も格安チケット、ホテルなども自分で豊富な情報の中から探して予約をすることが一般的になり、海外旅行も国内旅行の延長線上で、気軽に手軽に「行ってきま~す」「ただいま~」と出かけて、年に数回海外旅行をする人も増えてきていることと思います。これは現代に与えられた特権ですね!海外旅行を通しても、その現地のために祈ったり、現地の人にトラクトを渡したり、大きなことができなくても、地道なことに貢献できる道が備えられています。

宣教なんて私には無理・・・とお考えの方、小さな世界宣教貢献旅行にしてみませんか。心と視点を少し変えるだけで、いつもの旅行を世界宣教に貢献できる旅行にできます。小さな祈りの積み重ねが大きな力となっていくことを信じて、今日もたゆまず祈っていきたいと思っています。「あらゆる良いわざとことばとに進むよう、あなたがたの心を慰め、強めてくださいますように」Ⅱテサロニケ2:17(KT)

2014年7月16日水曜日

日本からの最初の宣教師の孫の死

 私が協力している都内のある教会の82歳の兄弟が先日、主の御許に召されました。牧師がいない教会なので、私が葬儀の司式をさせていただきました。実は、この方は日本のプロテスタント教会の第一号の宣教師乗松雅休(のりまつまさやす)の孫に当たる方です。その召された兄弟が元気だったころ、祖父乗松雅休について記されているいくつもの資料を、「ぜひお読みください」と渡されました。
 ブレザレンの立場に立つ乗松雅休は1896年に朝鮮に渡り、水原(スウウオン)の街で家族と共に伝道を続けました。宣教師と言っても、支援会のようなものはなく、まさに自給宣教師であったようです。最初は「ハナニム」(神さま)としか言えなかったが、後にはどこで日本語を習ったのとまで言われるようになったとのこと。朝鮮の方々と同じような生活、それも極度の貧しさの中で、夫人は30歳代で病で召されましたが、伝道を継続し、その姿に現地の人々は大きな感動を覚えたとのことです。1922年に42歳で亡くなった後に、記念碑が建てられ、そこにはハングルで、以下のように記されているそうです。

 「生きるのも主のため、死ぬのも主のため、始め人のため、終わりも人のため、その生涯まごころを尽くして愛し、、 おのれは主の使命を帯びてその一切の所有を捨て、夫婦同心、福音を朝鮮に伝える。 数十年の風霜、その苦しみいかに。心肺は激しく痛み、皮骨は凍え飢え、手足は痛み損(そこ)なわれ、その挑戦における犠牲極まりぬ。 しかも立ち居ふるまいはただ主に頼り、苦に甘んずる楽しみを改めず、その生涯は祈祷と感謝なり。 わが多くの兄弟を得、同じく主に会し、主の名は栄えを得。 その生涯、苦にしてまた栄えなり。 臨終の口に朝鮮の兄弟のことを絶たず、その骨を朝鮮に残さんことを願う。 これわれらの心碑となすゆえん。 こうして主の再臨の日に至るなり。」1922年4月16日朝鮮弟妹一同

 教会史の専門家である中村敏先生は、日本の教会の海外宣教の歩みを『日本プロテスタント海外宣教史」として著されましたが、その副題は『乗松雅休から現在まで』です。
 その乗松雅休の関係者の死に立ち会うことができたのは、大きな恵みでした。日韓関係が困難になっているこの時代、私たちがどのように生きるべきかを深く考えさせられています。(gaki)


 

2014年7月9日水曜日

インドネシア西カリマンタン「ミション・トリップ」

=宣教地に立ち、宣教を祈る=を目的として、8月11日から19日までミッション・トリップを企画しました。現地の神学校でご奉仕されている宣教師達を訪ね、彼らと共にその地での働きを祈ります。
奥地チャレンジコースと沿岸部視察コース共々に、5名づつ参加者が与えられ締め切りました。
また、このコースに参加しながら、現地滞在を更に延長し今後のことを祈る方も与えられています。
奥地チャレンジコースは、行きはバスとバイク・・・帰りは川下り!と、どこかのアトラクションよりもスリル満点かもしれません。(持ち物には、懐中電灯との記載が!)

参加者全員が健康が守られ、安全も守られ、宣教師の先生方や現地の方々とのよきお交わりとなり、一人一人に恵み豊かなミショントリップとなりますようにお祈りください。


2014年6月23日月曜日

「慰霊の日」

今日、6月23日は沖縄の「慰霊の日」です。
沖縄で生まれ、育った私は 小・中学校で沖縄戦の事を学んで来ました。ここ関東で暮らすようになり、伴侶をはじめ周りの方々が同じような学びをしていないことを知り、やはり沖縄だからこそ教えられた特別なことだったことを知りました。 日本へ復帰したのは小学校に上がる頃、それまでは1セントを握って駄菓子を買いに行っていたのを覚えています。沖縄本島の中でも、外人住宅地域に住んでいたこともあり、周りにアメリカ人の家族も多く暮らしていました。
 小・中・高学校と、式典に国旗掲揚があったことを覚えていません。「君が代」も歌った記憶がありません。結婚し、親となり自分の子供たちの小学校入学に際して、「君が代」を「起立してください」と促されてうたった時(もちろん、歌ったことがないので、歌詞を知らずに歌えませんが)周りの父兄の方々が、当たり前のように歌われるのを見て、驚いたぐらいです。(今は、沖縄県も国旗掲揚もあり、国歌も歌います。)
 今日の「慰霊の日」を迎え 学んだ歴史を思いめぐらす時、戦争の恐ろしさと悲惨さを自分の子供たちには体験させたくない!と強く思わされます。沖縄にお出かけの際は、「ひめゆりの塔」「平和の礎」「摩文仁の丘」「第二次世界大戦の時に使用された地下壕」など、海で遊ぶ観光の合間に見にいかれてください。 今日は、宣教師の先生方の事と共に、沖縄の地の為にも祈りました。(N.S)

2014年6月17日火曜日

カイロスコース修了しました

昨日5回にわたるカイロスコースが無事に修了しました。関東で初めてのカイロスコース。受講生4人が最後までやり抜けることができました。1回目からあまりの深い学びにアップアップしてしまい消化できない、と内心焦りましたが、回を重ねるごとに学びやワークシートにも慣れていきました。家での宿題もテキストをじっくり読まないとわからないような設問になっており、その全てに自分自身の適応や考えなど具体的なことを書くようになっていました。無事に終わって良かった~ということではなくて、この学んだことをどう自分の中で消化していくか、実際に生かしていくか、今後が問われています。しかし、本当にすばらしい学びでした!目から鱗が落ちる経験もたくさんしましたし、新しい気づきもたくさんありました。そして私自身は、再献身の思いを新たにしました。今後たくさんの方々がこのコースを受講することをお勧めいたします。(K.T)

2014年6月4日水曜日

宣教祈祷会

毎月第四火曜日に浦和で「ぐろーばる・こんさーん」を松崎主事と関谷実務協力者が、すでに6年前から導いておられます。この「ぐろーばる・こんさーん」とは、世界宣教の祈祷会で、超教派で、とにかく世界のためにお祈りをしようということで始まったそうです。
数か月前は、私たち夫婦も証しをさせていただき、また先日はOMFの坂本朋子宣教師が証しをしてくださいました。
まさにTVのニュースで報道されている心痛むことを課題にあげ、タイムリーに祈っています。世界宣教という共通の理解のもとで篤い祈りが捧げられています。

実は3.11の時に個人的に示されたこととして、たとえ小さな祈りと思えたとしても、ニュースの報道を見聞きした中で、とりなしの祈りを捧げていく者を神様は忠実な僕として願っていらっしゃると思わされていました。そして今回N.Sさんと共にカイロスコースを受講している中で、やはり「祈り」の大切さを大きさを再確認させられています。坂本先生がいらした時もちょうどタイでは政権が混乱をきたしている時でした。まさに神様がその時々にお送りくださる使者を通しても「とりなしの祈り」を捧げるように願っていらっしゃると思いました。

坂本先生は14日にタイに出発いたします。私は坂本先生と同じ教団に属することもあり、特に先生の赴任を喜んで応援しつつお祈りしています。(K.T)





                     左から2番目が坂本先生


カイロスコースの学びが始まりました。

カイロスコース・世界チャレンジコースがお茶の水にあるOCCで毎週月曜日5回に渡り始まっています。3回目が無事に終わりました。毎回 宿題を持ち帰ります。
1週目は、アブラハムは最初の宣教師であったことを学びました。(もちろんこれだけではありませんが)
2週目は、これまでの宣教の歴史を学びました。ウィリアム・ケアリー、ハドゾン・テーラー、ギャドソン、モラビア兄弟団・・・等々、過去の宣教のあり方に学ぶ時でした。
3週目は、宣教にもっとも必要な祈りについて、また宣教に必要なゴール!それに適切な時と場所、人材のことを学び、また宿題の持ち帰りで~す。
そして、今を生きる私たちが与えられているミッションは何か・・・具体的に一人一人が学びつつ問われています。内容が充実している分、自分の中でよく消化し自分自身のものとなっていくのに、時間がかかりそうです。

次回のコースは、大阪で開催される予定です!ご興味のある方は、是非ご参加ください。

2014年6月3日火曜日

オリエンテーション

 先日これから遣わされる小森ご夫妻のオリエンテーションを事務所でいたしました。
私たち4人の事務局主事たちが、それぞれの時間を受け持ち、彼らが宣教地へ着く前に事前に準備しておくべきこと、考えておくべきこと、対策を練っておくべきこと、そして何よりもアンテオケ宣教会をよく知ってもらうことなど、多岐にわたりじっくり、たっぷり時間を取って行いました。
前日にはお子さんが熱を出し、こちらに来れるのかと心配しましたが、仁美宣教師のお母様がお子さんたちの面倒を見ていてくださり、風邪もすっかり治り元気にお留守番をしていたのこと。背後のお祈りに感謝でした。

思い返せば私もまだ子供が小さかった頃、今のようにナビも携帯もない中、運転する主人の隣りで地図を見ながら道を誘導しつつ、各地の教会訪問へ行かせていただきました。時には子供たちの具合いの悪い中、時には道に迷いながら、時には後ろで子供たちの兄弟喧嘩が始まる中、教会に到着。大抵は早くに着き過ぎてしまい、車の中で時間をつぶしたり・・・。ある時は、あまりにもくねくね曲がる道が続き、子供たちが代わる代わる車酔い。フラフラになってようやく教会へ到着、なんてことを思い出しました。しかし、今でも良く覚えていることで、ある教会の婦人会では、子供たちのためにおもちゃのプレゼントを用意していてくださったことがあり、車疲れが吹っ飛んで笑顔で喜んで遊んでいました。母親としては子供たちの笑顔を行った先々で見ることは安心材料です。今ではその子供たちも20歳を過ぎ、「いつも新しい知らない教会に行って緊張していた」と当時を回想していました。そしてもう一言、「嫌だ、行きたくないって言ったって、行くでしょう。親が神様から召されてるのは子供ながらにわかっているからね」と。

子供も黙って静かに着いて来ながらも、子供なりの最善のものを神様に捧げているのだと思います。そして神様はそんな幼い子供たちに、素晴らしい恵みを注いでくださっていたんだと改めて思いました。

小森先生たちも小さなお子さんたち2人を連れて今年末までには宣教地へと遣わされる予定です。
また安川先生たちも小さなお子さんたちを現地で育てておられます。どうぞ特別に幼い子供たちのためにお祈りいただければ感謝です。



宣教師であることの第一歩

 先日東南アジアに派遣されている宣教師夫妻と話をしました。2時間ぐらいの話の中で、印象に残ったことの一つを紹介します。
 それは、宣教師は宣教地の文化・習慣をいかに受け止めるか、それが宣教師の生活の第一歩であるということです。その国では、日本に暮らす私たちだったら、到底しないようなことを日常茶飯事にしているということ。道路につばを飛ばすとか、ゴミをそのまま散らかしておくとか、行列の途中に割り込むとか、それはその国の人たちにとって別に問題になることではないのです。別に外国人もその通りする必要はないのですが、眉をひそめたり、批判したりするようなことではなく、そのまま受け止める心の広さ、余裕が必要なのだということです。異文化の環境に生きることは、種々のストレスの中に置かれるということを痛感しました。(gaki)


2014年4月25日金曜日

アンテオケ宣教会の存在意義について考えさせられました

 きょうはある教団の海外宣教部の責任者の方々3人が事務所を訪れてくださいました。自分たちも宣教師を送っているし、これからも新たな宣教師を送り出したいが、アンテオケ宣教会ではどのように宣教師を派遣しているのか、そのためのプロセスや現実の課題をどう処理しているのかを知りたいということでした。2時間ほどの時間で、熱心な質問を受けながら、これまでアンテオケ宣教会が取り組んできたことがらをお伝えできました。
 アンテオケ宣教会は1977年に日本の福音的な教会指導者が、日本の教会から宣教を派遣するための協力機関として設立された団体です。設立以来、37年間にバラエティーに富む教団・教派・教会から、バラエティーに富む宣教師を、世界の各地に派遣するためのお手伝いをしてきました。「純和製」の宣教団体として、試行錯誤しながらの働きであったと思いますが、その期間に蓄積したノウハウが、日本の諸教会の宣教師派遣の必要に応えることができるのは、感謝するべきことだと思います。これからも日本の教会が世界宣教にさらに積極的に取り組むために、その必要に仕える働きができるようにと願います。(gaki)

理事会と総会が終わりました

 4月21日(月)に今年度第一回の理事会、そして引き続きの第38回総会が開催されました。昨年度は総主事の不在のまま、活動をしてきましたが、主の力をいただき、皆さんの祈りに支えられて、活動を進めることができたことを感謝しています。
 総会では新年度の予定が承認されました。今年度は新たに一組の宣教師の派遣が予定されています。また、何人かコンタクトのある方々がおられ、その方々の派遣準備をお手伝いできればと願っています。また、8月のインドネシア・西カリマンタンと来年3月のB国へのミッショントリップに参加者が与えられて、異文化宣教の現実を知り、働きに使命を持つ方々が起こされるようにとも願っています。
 事務局は一人実務協力者が与えられ、多い時には5人が顔を合わせて、仕事をしています。アンテオケ宣教会37年の歴史の中で画期的な事のようです。よいティームワークで主に仕えることができるようにお祈りください。(gaki)

2014年4月18日金曜日

新人です

4月1日から実務協力者として、奉仕に来ています。
初奉仕の日は、桜が満開でしたので、迎えの公園で花見ランチをして歓迎会をしていただきました。総会を前に、毎日資料作りや発送のお手伝いをしています。皆さんの、また宣教師の先生方のご迷惑にならないように祈りつつ努めたいと思っています。 N.S

2014年4月16日水曜日

新年度

アンテオケ宣教会は4月1日から新年度を迎え、いろいろなことが変わりました。

まずホームページが新しくなりました!!!
すでにご覧くださって、このブログのページに訪問していただいたと思いますが、わくわくするようなたくさんのインフォメーション満載のHPとなりました。たくさんの方々に閲覧していただければと願っています。そしてこのHPを通して、、当宣教会への理解、派遣されている宣教師たちへ関心を持っていただき、祈りやご支援へとつながっていければと願っています。

それと事務局での働きの強化もはかり、毎日複数のスタッフが事務所で奉仕できる体制になりました。

4月下旬には新しいニュースレターも発送されます。またアンテオケ宣教会派遣宣教師の顔写真入りの地図もカラー写真で出来上がりました。ニュースレター発送時に同封いたしますが、もし更なるご希望があれば、事務局にご一報いただければお送りいたしますので、教会等でご活用ください。

またHPから問い合わせも簡単にできますので、「宣教に興味がある」、「何から始めればいいのかわからない」、「宣教師をどう応援したらいいかわからない」等々、宣教に関することでの疑問にお答えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

当宣教会は昨年、今年と2組7人の方々が引退されました。ぜひ彼らの意思を継ぎ、宣教師となって外国の地で主のためにお仕えしませんか。そのような志の方々を応援し、お助けしていくのが当宣教会です。ご一報ください。

(K.T)

2014年3月28日金曜日

さくら咲く

ついに3月最後の週末です。桜の開花予想と競争するかのように、事務所近辺の神社や小学校、公園に、薄いピンクの花が広がり始めています。年度替りの忙しい中ですが、事務局では来週新しい実務協力者の歓迎も兼ねて、毎年恒例のお花見昼食会をします。事務所から徒歩1分の公園に何本もある大きな桜の木が、今年はどんな装いを見せてくれるでしょうか。楽しみです。
(H)

2014年1月28日火曜日

時間の過ぎるのが早すぎる!1月も終わり目前です。
今日はデザイン関係会社のYさんが事務所に来訪、宣教会の様々な広報用ツールについて、相談にのっていただきました。新年度に向けて、色々リニューアルを目指しています。ご期待下さい。