2014年7月29日火曜日

ラマダン祈祷ブック


ラマダンが終わり、世界のムスリムの方々のための祈りのガイドブックに沿ってお祈りしてきて、今回とこれまでと私自身が一番変わったと思いました。
これまでも関心がなかったわけではないし、2年前から同じガイドブックをもらってお祈りしていましたが、やはり今年は私がカイロスコースを学んだからでしょう、まったくもって違う視点、心でお祈りしてきました。
信仰も、神様と自分の関係性が大切なように、自分自身の霊的な成長、自分自身の目が開かれれば、祈りも変わる、ということを改めて実感しました。
「百聞は一見に如かず」
次回開講の時は、ぜひぜひ多くの方々に受けていただきたいカイロスコースです!受けてみたい、と思う方々が多くなれば、次の開講も早まるかもしれません。ぜひともカイロスを通して神様の世界規模の視点での宣教を知ってほしいと思います。
そしてこの祈祷ブックがとても素晴らしいのです!(YWAMで翻訳しています)来年はぜひもっと多くの日本の方々と心を合わせてムスリムの方々の祝福をお祈りしていきたいと思います。(今回は発行部数3500冊)

現代は飛行機も格安チケット、ホテルなども自分で豊富な情報の中から探して予約をすることが一般的になり、海外旅行も国内旅行の延長線上で、気軽に手軽に「行ってきま~す」「ただいま~」と出かけて、年に数回海外旅行をする人も増えてきていることと思います。これは現代に与えられた特権ですね!海外旅行を通しても、その現地のために祈ったり、現地の人にトラクトを渡したり、大きなことができなくても、地道なことに貢献できる道が備えられています。

宣教なんて私には無理・・・とお考えの方、小さな世界宣教貢献旅行にしてみませんか。心と視点を少し変えるだけで、いつもの旅行を世界宣教に貢献できる旅行にできます。小さな祈りの積み重ねが大きな力となっていくことを信じて、今日もたゆまず祈っていきたいと思っています。「あらゆる良いわざとことばとに進むよう、あなたがたの心を慰め、強めてくださいますように」Ⅱテサロニケ2:17(KT)

2014年7月16日水曜日

日本からの最初の宣教師の孫の死

 私が協力している都内のある教会の82歳の兄弟が先日、主の御許に召されました。牧師がいない教会なので、私が葬儀の司式をさせていただきました。実は、この方は日本のプロテスタント教会の第一号の宣教師乗松雅休(のりまつまさやす)の孫に当たる方です。その召された兄弟が元気だったころ、祖父乗松雅休について記されているいくつもの資料を、「ぜひお読みください」と渡されました。
 ブレザレンの立場に立つ乗松雅休は1896年に朝鮮に渡り、水原(スウウオン)の街で家族と共に伝道を続けました。宣教師と言っても、支援会のようなものはなく、まさに自給宣教師であったようです。最初は「ハナニム」(神さま)としか言えなかったが、後にはどこで日本語を習ったのとまで言われるようになったとのこと。朝鮮の方々と同じような生活、それも極度の貧しさの中で、夫人は30歳代で病で召されましたが、伝道を継続し、その姿に現地の人々は大きな感動を覚えたとのことです。1922年に42歳で亡くなった後に、記念碑が建てられ、そこにはハングルで、以下のように記されているそうです。

 「生きるのも主のため、死ぬのも主のため、始め人のため、終わりも人のため、その生涯まごころを尽くして愛し、、 おのれは主の使命を帯びてその一切の所有を捨て、夫婦同心、福音を朝鮮に伝える。 数十年の風霜、その苦しみいかに。心肺は激しく痛み、皮骨は凍え飢え、手足は痛み損(そこ)なわれ、その挑戦における犠牲極まりぬ。 しかも立ち居ふるまいはただ主に頼り、苦に甘んずる楽しみを改めず、その生涯は祈祷と感謝なり。 わが多くの兄弟を得、同じく主に会し、主の名は栄えを得。 その生涯、苦にしてまた栄えなり。 臨終の口に朝鮮の兄弟のことを絶たず、その骨を朝鮮に残さんことを願う。 これわれらの心碑となすゆえん。 こうして主の再臨の日に至るなり。」1922年4月16日朝鮮弟妹一同

 教会史の専門家である中村敏先生は、日本の教会の海外宣教の歩みを『日本プロテスタント海外宣教史」として著されましたが、その副題は『乗松雅休から現在まで』です。
 その乗松雅休の関係者の死に立ち会うことができたのは、大きな恵みでした。日韓関係が困難になっているこの時代、私たちがどのように生きるべきかを深く考えさせられています。(gaki)


 

2014年7月9日水曜日

インドネシア西カリマンタン「ミション・トリップ」

=宣教地に立ち、宣教を祈る=を目的として、8月11日から19日までミッション・トリップを企画しました。現地の神学校でご奉仕されている宣教師達を訪ね、彼らと共にその地での働きを祈ります。
奥地チャレンジコースと沿岸部視察コース共々に、5名づつ参加者が与えられ締め切りました。
また、このコースに参加しながら、現地滞在を更に延長し今後のことを祈る方も与えられています。
奥地チャレンジコースは、行きはバスとバイク・・・帰りは川下り!と、どこかのアトラクションよりもスリル満点かもしれません。(持ち物には、懐中電灯との記載が!)

参加者全員が健康が守られ、安全も守られ、宣教師の先生方や現地の方々とのよきお交わりとなり、一人一人に恵み豊かなミショントリップとなりますようにお祈りください。