2016年11月28日月曜日

ケニアのバラ

 先日、日経新聞の付属品として送られてくる雑誌にアフリカのケニアで花屋をしている女性が紹介されていた。ケニアでバラ?と不思議に思ったのと、若い一人の女性がアフリカでビジネスを展開している姿に興味をもった。
 その方の投稿の言葉を紹介したい、
「事業を通して社会貢献をする」という思いが芽生えたのはアメリカの大学時代。環境や貧困問題を学び、日本の人口に匹敵する数の人々が1日1ドル以下で暮らしていることを知る。教育も受けられない不平等。しかし、彼らの暮らしに豊かな自然や文化を奪い欧米型の発展を押し付けるのはどうか?と様々な思いが巡る」そのうち、彼女は「自分の目で見て、肌で感じ、自分が何を思うかを確かめたい。」と思うようになる。帰国後、一旦社会人として7年働き、ビジネスの本質を学び資金を調達して、導かれてアフリカへ。ケニアで目にしたバラのつぼみの美しさが忘れられず、「ケニアはバラのナンバーワン輸出国」と、誇りをもって働く青年との出会いに、ケニアでバラを栽培し日本へ送るビジネスを始める。
 アフリカ、貧困、現地での雇用、WIN-WINの関係、このキーワードの動かされ起業。まさに、現代にふさわしく、どんなに遠い国であっても、オンラインショップがあり、空輸でそのままの香りと美しさのバラが運ばれる。「ケニアのバラが日本で喜ばれていることで、現地の子どもたちが働くことに夢を持つようになる」
と書かれていた。
==ケニアに雇用を作り、学校に通える子供を増やす。==これが私のミッション。

 この内容を見て、私は、宣教師張りの熱い思いを受け取った。この学校に通う子供たちに福音が伝われば・・・、または一緒に働く人たちに福音を伝えたいという思いで企業する。なんて言葉が入ると、どんなに素敵だろうと思わされる。彼女の背景にどんなご家庭で育って、教育を受けられたか、わからないけれども主が背後でこの素晴らしい働きを支えておられるのだろう。
日本のクリスチャンからも良き働き人が立ち上がっていくことを祈りたいと思った。(N)