アンテオケ宣教会NEWSの229号はお手元に届いたでしょうか?
いつもお祈りとご支援をありがとうございます
NEWSの事務局便りに少し書いたことについてですが
浦和にある事務所には、様々な方が来られます
デピュテーション(宣教報告)のため帰国した宣教師
元宣教師、宣教師志願者
他の宣教団体の方
世界宣教に関心のある方
発送作業などのボランティアをしてくださる方
等々…
そしてお話しをする中で
世界宣教と日本宣教について考えたり、疑問に感じたり
意見交換をすることもあります
脱「タコツボ」という言葉は、その中で出てきました
欧米と対比して日本の文化や組織の特徴を、思想家の丸山真男が「タコツボ」型と名づけたそうです
タコツボは、それぞれに孤立した壺が一本の綱で並列的に連なっています
共通の根を切り捨てた形で専門が分かれ、それぞれ仲間集団が「タコツボ」をつくり
相互間の意志疎通が困難になる様子と似ています
各「タコツボ」の中で特殊な文化が煮詰まって、中にいる人たちには居心地の良い空間になりますが
「オタク」化、「ガラパゴス」化、「カルト」化していくこともあります
今、誰もが感じている閉塞感
その原因の一つが「タコツボ」なのかもしれないと思います
新型肺炎の拡大に伴って、見えてきたものもあります
終息を願うとともに、目を覚まして世界を知り、焦点の定まった祈りをしていきたいと願っています
今日はこのへんで…
(SS)