2014年12月17日水曜日

家庭集会の大切さ

きのう私は以前関わっていた家庭集会に出席するために、仕事を少し早めに切り上げて遠方へ日帰りで行きました。その家庭集会は一人の姉妹が家庭を解放して、隔週の火曜、夜8時から仕事帰りの女性たちのために開いてきたものでした。26年間続けてきましたが、姉妹の引っ越しが決まり、最後の家庭集会となったので、私も駆け付けたのです。一時期は姉妹が仕事等で疲れてしまって、しばらく休みたいという時は、私のうちを解放して集会を続けてきました。その家庭集会には佐山宣教師、賀川宣教師も証しをしてくださったことがありました。
昨日はこれまでの「思い出」を一人5分で分かち合い、また祈り合いました。その中である姉妹は、小さな家庭集会という場で、自分の知らない外国の地で労されている宣教師の証しを身近に聞けたこと、垣根なく交われたこと、こんなことと思うようなことも質問できたことがとても良かった、遠いことのように思っていた「世界宣教」が身近に感じられるようになった、と 話してくださいました。また他の姉妹は、もし毎週の礼拝だけだったら、ここまで自分の信仰は成長できなかったと思う。共に祈っていくことの素晴らしさを教えられた、と話していました。
家庭集会は、通り一遍の差し障りのない会話や、模範解答をする必要はなく、裃(かみしも)を脱いでリラックスできる場であり、深い交わりができる場であります。今はこちらの奉仕が忙しいですが、また家庭集会を開きたいな、いや、開いていかなければ・・・!と思わされて帰ってきました。(人身事故で電車がストップするアクシデントがあり、新幹線を使って何とか帰り着きましたが・・・)
宣教師の宣教報告も、ぜひ皆さんの小さな家庭集会にお招きください。 一人、二人でも肩を寄せ合って、一生懸命聞いてくださり、祈ってくださるなら、どこへでもお伺いさせていただきたい、と思っているのが宣教師です。ぜひぜひ帰国中の宣教師をお招きください。そしてぜひ身近に世界宣教を感じていただければと思っています。(KT)