2014年9月25日木曜日

JOMA通信

JOMA(海外宣教連絡協力会)の会報誌、JOMA通信NO.73が発行されました。その会報誌に、以前このブログでもお伝えしました「カイロスコース」の実施レポート、受講生の感想が載っております。松崎主事は着実にヘッドファシリテーターとして訓練を積んでいますし、S姉と私もファシリテーターのトレーニングも受けましたので、何とか関東で第二回、三回・・・と実施できるようにと願っています。
世界50か国以上の様々な教会ですでに実施されてきた「カイロス」。ぜひJOMA通信を手に取ってお読みいただき、カイロスコースの実施の実現のためにお祈りいただければと思います。(K.T)

2014年9月10日水曜日

ミッション・トリップが祝されました!

お祈りありがとうございました!インドネシアのミッション・トリップが祝され、皆さん一人も事故やケガ、病気もなく大変恵まれて帰ってきました!また皆さんの証しがこちらに届きましたら、少しづつシェアーさせていただきます。 私自身も3か月のミッション・プログラムを経て、宣教師となりました。そして周りの宣教師たちも同じプログラムを経験したことによって、フルタイムに献身した方々が何人もいます。今思い出しても、あの時のあの若さだったからこそ、様々な苦労を苦労とも思わずに乗り越えて行けたのだと思います。神様の時がありました。そしてその招きに応答したからこその今があります。ですから、今回のトリップに参加された方々がどのように神様に取り扱われ、それを今後の糧にされたのか聞くのが楽しみです。百聞は一見に如かず。様々な異文化体験、経験が後の宣教の力となると思います。 以前、長女の勤めていた中学校で、主任の英語教諭(男性・独身)が夏休み明けの授業で、生徒たちに夏の出来事を一通り聞いた後に、「私のうちには60インチの大きなTVがあります。そのTVは私を世界中に連れて行ってくれます。日本にいながら世界旅行ができるのです。私は世界旅行をしてきました。」と英語で話していてとっても驚いたと言っていました。しかも中学生にです。画面では味わえない体験、経験をたくさんして欲しいと思います。次回は3月19日~25日にインドシナ・学びの旅を開催いたします。詳細は事務局にお問い合わせください。お待ちしております!(K.T)

『日本プロテスタント海外宣教史』を読みました

 中村敏先生は、新潟聖書学院の院長をされていますが、教会史が専門の先生です。これまでに『世界宣教の歴史:エルサレムから地の果てまで』、『日本キリスト教宣教史』、『日本における福音派の歴史』 など、教会の歩みに関する多くの著書があります。以前、アンテオケ宣教会の理事も務めてくださったこともある先生です。前にこのブログで紹介もしたのですが、3年近く前に先生が著された『日本プロテスタント海外宣教史―乗松雅休から現在まで』(新教出版社)を最近になってやっと読み通すことができました。明治時代から現代まで、日本の教会が海外への宣教にどのように関わってきたかを一望することができました。もちろん、アンテオケ宣教会の活動についても記されています。一読して、明治から昭和にかけて国家主義、植民地主義が強くなっている中で、教会がそれに迎合する姿勢を取りつつ、海外での宣教に携わっていったという事実がはっきりと浮かび上ってきました。時代の要請に屈せず、主のみことばに忠実に宣教活動を進めることは決して生易しいことではありません。今私たちが進めている宣教のわざを後世の歴史家がどのように評価するか分かりませんが、とにかくどんなことがあっても、主のみことばに固く立って進むことの重要性を覚えさせられました。(gaki)

2014年8月6日水曜日

いよいよミッション・トリップ



いよいよミッション・トリップが来週11日から19日まで近づいてきました。インドネシア・西カリマンタン島で、宣教地に立ち、宣教を祈る旅です。参加者 は定員10名に対して11名。引率してくださる大田先生ご夫妻を含めて、男性4名と女性9名です。沿岸部視察コースと奥地チャレンジコースがあり、奥地 チャレンジコースは大田伯子先生引率で全て女性7名。バイクで5時間ほど走るコースがあり、腰が守られるようにお祈りお願いします、というリクエストも届 いています。HPトップでもお祈りのお願いをしておりますが、現地ではデング熱が大流行しているとのことです。アフリカではエボラ出血熱の感染が拡大して いる中、見えない細菌との戦いです。どうぞこのトリップの参加者皆さんが、病気、事故などから守られて、すばらしい恵みの旅となりますよう、また将来の導 きを祈っていらっしゃる方々には、明確な主の答えを得る旅となりますようにお祈りをお願いします!!(K.T

2014年7月29日火曜日

ラマダン祈祷ブック


ラマダンが終わり、世界のムスリムの方々のための祈りのガイドブックに沿ってお祈りしてきて、今回とこれまでと私自身が一番変わったと思いました。
これまでも関心がなかったわけではないし、2年前から同じガイドブックをもらってお祈りしていましたが、やはり今年は私がカイロスコースを学んだからでしょう、まったくもって違う視点、心でお祈りしてきました。
信仰も、神様と自分の関係性が大切なように、自分自身の霊的な成長、自分自身の目が開かれれば、祈りも変わる、ということを改めて実感しました。
「百聞は一見に如かず」
次回開講の時は、ぜひぜひ多くの方々に受けていただきたいカイロスコースです!受けてみたい、と思う方々が多くなれば、次の開講も早まるかもしれません。ぜひともカイロスを通して神様の世界規模の視点での宣教を知ってほしいと思います。
そしてこの祈祷ブックがとても素晴らしいのです!(YWAMで翻訳しています)来年はぜひもっと多くの日本の方々と心を合わせてムスリムの方々の祝福をお祈りしていきたいと思います。(今回は発行部数3500冊)

現代は飛行機も格安チケット、ホテルなども自分で豊富な情報の中から探して予約をすることが一般的になり、海外旅行も国内旅行の延長線上で、気軽に手軽に「行ってきま~す」「ただいま~」と出かけて、年に数回海外旅行をする人も増えてきていることと思います。これは現代に与えられた特権ですね!海外旅行を通しても、その現地のために祈ったり、現地の人にトラクトを渡したり、大きなことができなくても、地道なことに貢献できる道が備えられています。

宣教なんて私には無理・・・とお考えの方、小さな世界宣教貢献旅行にしてみませんか。心と視点を少し変えるだけで、いつもの旅行を世界宣教に貢献できる旅行にできます。小さな祈りの積み重ねが大きな力となっていくことを信じて、今日もたゆまず祈っていきたいと思っています。「あらゆる良いわざとことばとに進むよう、あなたがたの心を慰め、強めてくださいますように」Ⅱテサロニケ2:17(KT)

2014年7月16日水曜日

日本からの最初の宣教師の孫の死

 私が協力している都内のある教会の82歳の兄弟が先日、主の御許に召されました。牧師がいない教会なので、私が葬儀の司式をさせていただきました。実は、この方は日本のプロテスタント教会の第一号の宣教師乗松雅休(のりまつまさやす)の孫に当たる方です。その召された兄弟が元気だったころ、祖父乗松雅休について記されているいくつもの資料を、「ぜひお読みください」と渡されました。
 ブレザレンの立場に立つ乗松雅休は1896年に朝鮮に渡り、水原(スウウオン)の街で家族と共に伝道を続けました。宣教師と言っても、支援会のようなものはなく、まさに自給宣教師であったようです。最初は「ハナニム」(神さま)としか言えなかったが、後にはどこで日本語を習ったのとまで言われるようになったとのこと。朝鮮の方々と同じような生活、それも極度の貧しさの中で、夫人は30歳代で病で召されましたが、伝道を継続し、その姿に現地の人々は大きな感動を覚えたとのことです。1922年に42歳で亡くなった後に、記念碑が建てられ、そこにはハングルで、以下のように記されているそうです。

 「生きるのも主のため、死ぬのも主のため、始め人のため、終わりも人のため、その生涯まごころを尽くして愛し、、 おのれは主の使命を帯びてその一切の所有を捨て、夫婦同心、福音を朝鮮に伝える。 数十年の風霜、その苦しみいかに。心肺は激しく痛み、皮骨は凍え飢え、手足は痛み損(そこ)なわれ、その挑戦における犠牲極まりぬ。 しかも立ち居ふるまいはただ主に頼り、苦に甘んずる楽しみを改めず、その生涯は祈祷と感謝なり。 わが多くの兄弟を得、同じく主に会し、主の名は栄えを得。 その生涯、苦にしてまた栄えなり。 臨終の口に朝鮮の兄弟のことを絶たず、その骨を朝鮮に残さんことを願う。 これわれらの心碑となすゆえん。 こうして主の再臨の日に至るなり。」1922年4月16日朝鮮弟妹一同

 教会史の専門家である中村敏先生は、日本の教会の海外宣教の歩みを『日本プロテスタント海外宣教史」として著されましたが、その副題は『乗松雅休から現在まで』です。
 その乗松雅休の関係者の死に立ち会うことができたのは、大きな恵みでした。日韓関係が困難になっているこの時代、私たちがどのように生きるべきかを深く考えさせられています。(gaki)


 

2014年7月9日水曜日

インドネシア西カリマンタン「ミション・トリップ」

=宣教地に立ち、宣教を祈る=を目的として、8月11日から19日までミッション・トリップを企画しました。現地の神学校でご奉仕されている宣教師達を訪ね、彼らと共にその地での働きを祈ります。
奥地チャレンジコースと沿岸部視察コース共々に、5名づつ参加者が与えられ締め切りました。
また、このコースに参加しながら、現地滞在を更に延長し今後のことを祈る方も与えられています。
奥地チャレンジコースは、行きはバスとバイク・・・帰りは川下り!と、どこかのアトラクションよりもスリル満点かもしれません。(持ち物には、懐中電灯との記載が!)

参加者全員が健康が守られ、安全も守られ、宣教師の先生方や現地の方々とのよきお交わりとなり、一人一人に恵み豊かなミショントリップとなりますようにお祈りください。