2015年6月30日火曜日

今年もやります!いや、皆でやりましょう!

恒例の世界宣教セミナーも、今年で18回目になりました。
今年は東京の西部にある奥多摩バイブルシャレ― で8月25日(火)15:00~27日(木)12:00(昼食後解散)の2泊3日で行います。

今年は、専門家からの講義を聞く形式ではなく、現役宣教師、元宣教師、送り出し教会、宣教会、その他、様々な立場から、それぞれの経験を分かち合い、世界宣教のこれまで、今、これからを、参加者全員で考えようという、参加型、学び合いのセミナーです。

 

アンテオケのホームページから申込書をダウンロードできます。
申込み締切は7月31日です。是非ご参加ください。
皆でこのセミナーを作りましょう!

2015年4月28日火曜日

浜崎さんご苦労さまでした


昨日理事会と総会が無事に終わりました。2015年度の歩みが本格的に始まりました。
38年という長い間、忠実に仕えてくださった浜崎姉が「卒業」しました。また40年というアンテオケ設立前のISK時代から設立理事として、理事長、監事としてアンテオケを支えてくださった飯塚俊雄先生も最後でした。アンテオケの歴史が大きく動いた日でありました。2017年には創立40周年を迎えます。現代のグローバル化したなかで、しかし現実的に多くの宣教師のビザ取得の道が狭められている中で、今後の宣教師派遣をどう捉えるのか、各機関とも協力しながら、情報共有しながら、祈りつつ先達たちの労苦の跡に続いていきたいと思っています。浜崎さん、飯塚先生ありがとうございました。また事務局の働き、地区/専門主事たちの働きのためにお祈りいただけましたら幸いです。

2015年3月20日金曜日

卒業式

末娘が来週小学校を卒業します。これまでのチャーチスクールから公立へと転校して一年。無遅刻無欠席で頑張ってきました。私たちの子供の頃と時代が変わったなと常々感じてきたことがいくつかあり、それを紹介したいと思います。
 1つは、避難訓練ならぬ、不審者訓練。不審者が学校に侵入してきた、という想定で犯人役の先生がドアを叩く。担任が子供たちを一つの所に集めて守る。という訓練だそうです。時代は変わったなと思いました。2つ目は、卒業式。私が小学生の時は5クラスあり、その生徒全員が卒業証書を手渡されのにとても時間がかかり、退屈していた、という思い出がありますが、末娘は2クラス、しかも65人ほどの卒業生ということもあり、檀上で一言「決意、宣言」を話してから証書を受け取る、とのことです。「決意、宣言」は中学生になる豊富、将来の夢、目標、何でも良いそうです。なるほど、生徒が少ないから、卒業証書授与だけでは、あっという間に終わってしまうからかと思いました。子供たちがどんなことを言うのか楽しみになってきました。
それから、子供たちの将来の夢が、かなり「現実的」になってきていると思いました。私たちの頃は、必ず「政治家」や「オリンピック選手」「TVスター」,があり、更には「大富豪」など、なかなかなれない夢を「夢」として書いていたように思いますが、娘曰く「政治家」や「宇宙飛行士」はいないとのこと。「保育士」「インストラクター」「料理人」などが多いそうです。「サッカー選手」「野球選手」は今も人気があるようですが、ぜひとも子供たちには大きな夢を持って、高い目標をもって羽ばたいてもらいたいものです。そして何よりも若い時に神様に出会ってほしい、地域教会につながっていってほしいと切に祈っています。(KT)

2015年3月19日木曜日

世代交代

  「主がエリヤを竜巻に乗せて天に上げられるとき、エリヤはエリシャを連れてギルガルから出て行った....。」 べテルの預言者のともがらがエリシャのところに出てきて、彼に言った。『今日、が あなたの主人をあなたから取り上げることを知っていますか。」 エリシャ は、「わたしも知っているが....」と答えた。(Ⅱ列王記 2:1・3)

アンテオケ宣教会が1977年3月29日に設立されてから、38年が経とうとしています。
 世代交代は世の常。 遅すぎた感はありますが、アンテオケ宣教会も世代交代が進んで来ています。私、浜崎は設立当初から関わってきておりますので、アンテオケ宣教会の歴史は、私の歴史でもあります。12年前に フルタイム1人での働きに能力、体力に限界を感じ、同労者の必要を訴えましたが、なかなか見つかりませんでした。8年前ようやく与えられたものの1年3ケ月で辞めて行かれてしまいました。サポート額が満たされなかったことが大きな理由のひとつでした。気がついて見れば、私の勤務年数は苔むすような長すぎた年数になってしまいました。この私も、この3月31日でアンテオケ宣教会を卒業することになりました。 今では事務局には私を含めて5名スタッフが勤務しています。仕事の内容も、賜物と能力に応じて分担しています。18組29名を派遣していることを考えますと、多様な対応が求められいる昨今、主が、時にかなって必要なメンバーを備えて下さったことを心から感謝しています。
  歴史も38年の時を刻んできますと、見直すべき点、改善すべき点が出てきています。アンテオケ宣教会も例に漏れず、今、過渡期を迎えています。
 その中でも、今回は、私が担当している会計のことについて現状をお伝えし、お祈りしていたけたらと思います。
  事務局スタッフの世代交代もさることながら、支援者の方々の世代交代も起こっています。これまで長い間、忠実にご支援してくださっていた方々がご高齢になり、中には召された方々もいらっしゃいます。また、教会の先生方の世代交代もあり、支援をやめられるところも出てきています。 そこで過去7年間の外部からの献金件数の推移を調べましたところ、つぎのような状況であることがわかりました。

 2008年:1066件   2009年:987件  2010年:939件  2011年:859件
 2012年:861件    2013年:806件  2014年:725件(見込)

また、宣教師の派遣数も最多のときは22組ありましたが、現在は18組。今後、2組の宣教師が退職されますので、今年中には16組になります。一般会計の60%が、各宣教師からの運営費としてささげられる献金で成り立っています。 外部からの献金の減少。それに加え派遣宣教師の減少となりますと、自ずと年間の収入額の減少と言うことにつながります。そこで、14年度の収入の決算見込み額を見てみますと、約700万円。多い時に比べますと、約100万円の減少となります 「アンテオケ宣教会は、フェイスミッションの団体」とう言うことで、規約にスタッフも「支える会」を立ち上げ、サポートは自分で確保する。と言うことになっています。しかし、現状は、かつて実務者を募集したときに、応募者はあったのですが、「お給料を出さない団体です」と言いますと、応募を取り下げるという事態になりました。私を除く、現在奉仕している4名のスタッフは、「支える会」が継続して支援している元宣教師が2名、テントメーキング的奉仕者2名です。一般事務職員である私もお給料制ではなく、個人的にあるいは教会などからの指定献金で、38年間で支えられてきました。今後、事務局長の退任、2年間空席のままの総主事の必が迫られていることを考えますと、これらのサポート問題が、十分に検討され、良き解決がなされる必要があります。そのために収入源をどうするか、支援者の掘り起こしをどうするかなどの検討を始めようとしているところです。主からの知恵が与えられ、御意にかなった良き方策が見出せるよう、ぜひ、お祈りいただけたらと思います。

2015年2月18日水曜日

インド人のホストファミリー

娘が3週間カナダのビクトリアでインターシップを取りながら、ホームステイをしています。
受け入れてくれた家庭は、インド人のご夫妻でお子様のいない方々。カナダに来て、毎日インド料理を食べているようです。土曜日に到着し、お互いの事を分かち合う中、明日は教会へ礼拝に出かけるけれどどうするか?と聞かれたとか、彼女は16歳の時に洗礼を受けたプロテスタントのクリスチャンだと伝えると、「私たちは、クリスチャンではない」とおっしゃったとか。教会?礼拝?と思いながらも、「興味があるから着いて行く!」と日曜日にご一緒させていただいたようです。
玉ねぎみたいな形の礼拝堂に、男性と女性は別々に座り、男性はターバンを巻き、女性はサリーを来て正装。部屋の中では、お経のような歌のようなもの言うターバンを巻いた男性の話しを皆で聞きながらひと時過ごしたとのことでした。この異文化体験に親子で驚き、心配しました。
詳しい方にお聞きしたら、「インドのシーク教徒ではないか」ということでした。シーク教徒は、真面目で仕事熱心、誇り高く勇猛果敢でインドではとても頼りになる方々とのこと。ちなみに、シーク教は一神教、キリスト教のような人格的な神というよりは最高真理のようなとらえ方をしている宗教のようです。 インド人だから・・ヒンズー教徒と思っていたのですが、世界は広いですね。
ベジタリアンのホストファミリーと共に、しばらくの間 彼女もお野菜だけの健康な食事に、本来の目的であるカナダでのお仕事体験も加えて、盛りだくさんな旅の体験になるようです。神様のアドベンチャーストーリーを楽しんでくれることを祈ります。(N.S)

2015年2月10日火曜日

ムスリムの隣人を愛する

 2月7日にお茶の水クリスチャンセンターで行われたJEA宣教委員会主催のシンポジウム「ムスリムの隣人を愛する」に参加しました。いわゆる「イスラム国」による残酷な仕打ちの直後ということでしょうか、主催者側が開始直前に大きな会場に変更しなければならないほどの参加がありました。三人の講師のプレゼンテーションの後、13ほどの小グループでの分かち合いの時がありました。私の加わったグループは、80代の姉妹と女子高校生を含む年代の幅のある6人グループ。短い時間でしたが、率直な分かち合いの時でした。女子高校生はあの後藤健二さんが毎年一度授業を担当したミッションスクールに通っているとのこと。大きなショックを受ける中で、イスラムについて知りたいと思っての参加ということでした。私の隣にいた姉妹は、何かのきっかけで日本にいるムスリムの女性たちと知り合い、ひんぱんに交流の時を持っているとのこと。女性たちだけのプライベートな集まりでは、女性たちはみなベールを脱ぎ、にぎやかに楽しい時間を過ごしているとのこと。クリスチャンであるその姉妹も、自分がクリスチャンであることを話し、聖書の話をすることも自由にできる、と言っておられました。身近にいる隣人としてのムスリムの人たちとどうかかわることができるかを実際に証言してくださいました。
 最近、イスラムに関する書物をいくつか読んでいますが、キリスト教との共通点とそれぞれの独自性をしっかり受け止めつつ、「隣人となる」の重要性を考えさせられています。(gaki)

2015年1月22日木曜日

パトリシア姉来日

昨年末、アルゼンチンの宣教師在原師ご夫妻が4年振りに帰国しました!一緒に連れ帰ったパトリシア姉(19才)はもちろん初来日、2か月ほど滞在し、その間は一緒に教会訪問をしています。
若々しいはつらつした可愛らしい姉妹。19才とは思えないほど、しっかりしていると思いました。
姉妹は11歳の時に信仰を持ってから、週に6日は教会に通い(!)、徹底的に祈りと弟子訓練を身に着けて、それまで家族の様々な問題があったそうですが、母親と兄弟の幾人かは救われ、高校では優秀な成績を修め、現在は大学生。大学に行くバスで知り合った女性に伝道し、その女性が自分の母教会で子供たちを教えているというすばらしい証しをお聞きました。
日本の若い人々にとって良い刺激、励ましになる証しだと思いました。私は早速家に帰り家族に話し、パトリシア姉を模範として、子供たちの信仰の成長のためにお祈りしました。
ところで、昼食はみんなで一緒にこちら事務局の近くの「麦とろ飯しランチ」へ。麦ごはんにとろろ芋という珍しいランチが食べられる所に行きました。在原先生は麦とろを楽しみにして事務局に来られましたが、パトリシア姉はネバネバしたものは一切無理、とろろ芋は食べません、ということでした。日本食もいろいろ気に入ったものもあり、楽しんでいらっしゃるようでしたが・・・。日本は治安が良くて平和ですね、と言っていたことも印象的でした。(K、T)