2014年6月3日火曜日

オリエンテーション

 先日これから遣わされる小森ご夫妻のオリエンテーションを事務所でいたしました。
私たち4人の事務局主事たちが、それぞれの時間を受け持ち、彼らが宣教地へ着く前に事前に準備しておくべきこと、考えておくべきこと、対策を練っておくべきこと、そして何よりもアンテオケ宣教会をよく知ってもらうことなど、多岐にわたりじっくり、たっぷり時間を取って行いました。
前日にはお子さんが熱を出し、こちらに来れるのかと心配しましたが、仁美宣教師のお母様がお子さんたちの面倒を見ていてくださり、風邪もすっかり治り元気にお留守番をしていたのこと。背後のお祈りに感謝でした。

思い返せば私もまだ子供が小さかった頃、今のようにナビも携帯もない中、運転する主人の隣りで地図を見ながら道を誘導しつつ、各地の教会訪問へ行かせていただきました。時には子供たちの具合いの悪い中、時には道に迷いながら、時には後ろで子供たちの兄弟喧嘩が始まる中、教会に到着。大抵は早くに着き過ぎてしまい、車の中で時間をつぶしたり・・・。ある時は、あまりにもくねくね曲がる道が続き、子供たちが代わる代わる車酔い。フラフラになってようやく教会へ到着、なんてことを思い出しました。しかし、今でも良く覚えていることで、ある教会の婦人会では、子供たちのためにおもちゃのプレゼントを用意していてくださったことがあり、車疲れが吹っ飛んで笑顔で喜んで遊んでいました。母親としては子供たちの笑顔を行った先々で見ることは安心材料です。今ではその子供たちも20歳を過ぎ、「いつも新しい知らない教会に行って緊張していた」と当時を回想していました。そしてもう一言、「嫌だ、行きたくないって言ったって、行くでしょう。親が神様から召されてるのは子供ながらにわかっているからね」と。

子供も黙って静かに着いて来ながらも、子供なりの最善のものを神様に捧げているのだと思います。そして神様はそんな幼い子供たちに、素晴らしい恵みを注いでくださっていたんだと改めて思いました。

小森先生たちも小さなお子さんたち2人を連れて今年末までには宣教地へと遣わされる予定です。
また安川先生たちも小さなお子さんたちを現地で育てておられます。どうぞ特別に幼い子供たちのためにお祈りいただければ感謝です。